2017年1月15日

こんにちは、名波です。

早いもので私が農業の営農指導及び営業を離れて1年2ケ月もたちました。

いちごの炭疽病は、未だに問題が多いですね。

 

ここで、少し私の引き出しを公開する事にしました。

当然知ってる方も居るかと思いますが・・・・

今まで私のお客様に配布した情報も含まれますが、全く口頭でしか言わない事も一つだけ

公開します。

 

この情報は、コピーはしないで下さいね。(て言ってもネット上に出てるんだから肥料。・農薬商売の方もみますね(笑)

 

当然ですが、苗づくりの時の防除、管理がポイントですね。

本圃では、もう手遅れですね。

 

この時期言っても、知っても手遅れですが、苗づくりにお役立て下さい。

 

薬剤はローテーション散布!(体系例を示します)

  キノンドーF →ゲッター(水)→ ベルクートF → オーソサイド(水) →

  アントラコール(顆粒水)→ ベンレート() → ジマンダイセン(水) →

セイビアーF

上の例は、下記の理由によります。

(薬剤の種類)

浸透性・浸透移行性:ゲッター水和剤 1000倍、セイビアーF1000倍、ベンレート()500

          オーソサイド()800倍、(アミスターF2000単剤使用)

感染保護:アントラコール顆粒 500倍、ベルクートF1000倍、キノンドーF500800

     ジマンダイセン()600倍、デランF1000

     

と分けられます。

効果の高い浸透製性のあるものを連続散布でなく間にはさむ事が一つのポイントとなります。

バイコラール水和剤が製造中止となり、正直一番効果薬剤がどんどん無くなっていきますね。

発がん性があると言う事でダイホルタンと言う特効薬が無くなり次にせっかくバイコラール水和剤があったのですが

メーカーの利益の問題??多分。で製造もなくなりましたが、・・・・ここの話はここまで・・・・秘話です

奥の深い成分の話となり問題が発生します。ネット炎上(笑)

 

でここで、ポイントです。アントラコールにオーソサイドを混用すると今ある薬剤では、一番効果があります。

使用回数もあるので注意して下さい。8月上中旬の切り離しでリセットされますので上手くローテーション

組んで下さいネ(^^)/

ローテーション散布は、2015年までは、作成配布しましたが公開はしません。(色々問題も考え)

私は、農薬に展着剤アビオンE1,000倍を混用する事をお勧めします。

せっかく薬剤散布しても毎日の水掛けで薬剤は取れていきます。

アビンEは、それを防ぎ又うどんこ病も抑制する効果もあるからです。

 

最後にこれは、初公開ですが大きな本日のポイントです。

キノンドーフロアブル・100倍(3回まで)育苗期のみ登録あり。のクラウン浸漬のお勧めです。

方法は、霧吹きでクラウンへ散布が以外と簡便かなと思います切り離しの前後どちらかに使用して下さい。

この散布時期が大切ですよ。ヒントは、キノンドーフロアブルは、保護剤です。

詳細は、ここまで・・・この方法で今まで毎年炭疽病が出て居た農家もやっとなくなりました。

以上、今回の公開秘話でした。

 

次回は、いちごの健康の見方を公開するかも知れません。

では、名波でした。

(^^)/

 



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