ダイコン
ワッカ症(通称)
ワッカ症:表面に生じた
白さび病:葉表の症状
リング状の病斑
「白さび病」葉裏の白く盛り上がった病斑
昭和60年頃から各地で発生。原因不明でしたが最近、白さび病菌が原因
であると言う報告がされました。
症状:収穫期近くになって、地際部付近に直径5〜10mm程度の黒褐色
リング症状が現れます。
防除対策:生育初期に雨が多かったり、水はけの悪い畑で発生多し。
排水を良くする事が必要です。品種では、冬どり大蔵、YRくらま、みの早生
などが発生が少ないようです。
ダコニール1000倍 45日ー3回
カスミンボルドー1000倍14日ー3回
生態は成虫体長 2ミリ 体は灰黒色、幼虫は葉肉内を潜行して加害し、葉肉内
で蛹化する。蛹化直後は黄土色であるが、やがて黒色となりなす。
葉の裏側に多く寄生しています。摂取痕は、小白点となり肉眼でよく判ります。
主には、マメ科、キク科、アブラナ科野菜や雑草で周年発生する。
<薬剤>
マラソン(乳)1000倍 14日ー6回
他の薬剤では抵抗性が付いている為効果少。
14日おきに(12〜1月の時期の場合)2〜3回散布で効果が十分出ると思います。
ナモグリバエ成虫
葉に点々と現れた産卵痕と摂食痕
ダイコンの葉の被害蛹