家庭出来る手作り秘薬 2月6日更新
緑茶
*効用:緑茶の渋味はタンニンという成分です。このタンニンには、組織
をひきしめたり、炎症を鎮める働きがあり、このため止血や鎮痛、
下痢止めの効果があります。タンニンの一種にカテキンがあります。
これは最近報道されているガン予防、細胞がガン化するのを防ぎます。
さらに動脈硬化を防ぎ、高血圧や心臓病の予防など色々他にも効用
 があります。
用い方
下痢:緑茶を普通に入れてそのまま飲んでもかまいませんが、下痢
をしている時はハチミツ緑茶にするともっと効果があります。
作り方  材料  緑茶=15g  水=300ml  ハチミツ=65g
 1.なべにお湯を沸かし、緑茶を入れて10分ほど煮出す。
  ポイント:普通にお茶を入れるときより濃い目にだす。
 2.お茶の葉をこしながら湯飲み、コップ等に入れる。
  3.ハチミツを加えて飲む。
結膜炎:番茶と塩の目薬を作って点眼すると効果的です。
  作り方  材料  番茶=適量   水200ml  塩こさじ2分の1
1.なべにお湯を沸かして、やや多めに番茶を加え濃い目に煎じる。
 2.お茶の葉をこして番茶200mlを作り、塩を加えてよくかき混ぜて
  溶かす。
  3.脱脂綿を塩入り番茶に浸して、これで洗眼する。
水虫:茶殻の粉末を塗っておくと、水虫の原因菌を退治してくれます。
作り方  材料  番茶の茶殻=適量
1.番茶の出がらしをざるに広げて、日干しで乾燥させる。
2.からからに乾燥したら、すり鉢ですって粉末にする。
3.患部にふりかけて、ガーゼを当てて包帯を巻いておく。

 リンゴ
*リンゴの多く含まれる食物繊維はペクチンといい、水溶性で腸内で寒天状
にかたまる特徴があります。この働きで便のかたさを調整することから、
便秘のも下痢にも有効です。またカリウムが多く、これが体内の余分な
ナトリウムを排泄し、血圧を下げるので、高血圧の人におすすめです。
用い方
 どうき:リンゴの黒焼きが効果的です。
作り方  材料  リンゴ1〜2個
1.リンゴの皮をむき、半月形の薄切りにする。
2.リンゴを土鍋に入れ、ぴったりふたをして、弱火で蒸し焼きにする。
3.煙が出なくなったら火を止めて、十分に冷ましてから、すり鉢で
    すって粉末にする。
ポイント、あまり真っ黒になるまで焼く必要はなく、煙の出方を見て、
火を止めるタイミングを逃さないようにして下さい。
密閉できるビンなどに入れて保存します。
利用方法 1日2回食間に耳かき2杯ずつを飲みます。
便秘:毎晩、リンゴ1個ずつ皮ごと食べると効果があります。
下痢:リンゴを水で柔らかく煮て食べると、下痢が止まります。

                  

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